2014年8月17日日曜日

天鳳何切る15 初心者2

上級卓 東風戦 東1局
東発で4巡目に親リーが入りました。全く勝負にならないのでオリます。
こんなリーチなんでもありえますので、生牌の西は切れません。
3mと9mが切られていますので、中筋の6mの方が圧倒的に安全です。




するとこうなりました。こういう事があるので麻雀の実力差はでにくいんですよね。


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天鳳何切る14 押し引き8

今回は流れでやっていきます。
上級卓 東風戦 東2局
25000点持ち 2着目 西家
ドラの8sがトイツですが、どうも上がりが遠そうです。
6巡目、上家が赤5sを切ってきました。
面前ではとても上がれそうにないので鳴きます。


その後、全然手が進みません。
下家が染め手かチートイツやってそうです。
3m切れないなー、と思ってた所で8mまでツモってきました。
ひどい手格好になりましたので、とりあえず4p切って様子を見ます。
とても上がれなさそうですね。


程なく下家が4m切ってリーチです。これはチートイツでというより染め手寄りですね。
そこに上家がベタオリで2mを切ってきました。
チーして8m切りならテンパイですが、いくらドラ3でも8mはとても通せません。
それでもテンパイ料を取りに行きたいので、2mチーして2pを落とします。


対面に2pをポンされてしまいました。
最後のツモは東でテンパイはならず、という形でしたが、止めた8mは下家のロン牌。
しかも一通もつくド高めでした。染め手ではなかったですが、やはり8mは超危険牌です。

赤ドラのある麻雀では、こういうふうに回りながら鳴いていく姿勢が大事です。
麻雀でやることって要するに切ることと鳴くことだけですから、
鳴きとオリに対しての感覚を徹底的に磨いていきましょう。押し引きというやつです。


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天鳳何切る13 初心者1

上級卓 東風戦 東4局
24800点持ち 2着目 南家

むちゃくちゃ平たいオーラスです。
親がリーチを打ってきて、私は一向聴だった所に、下家が東を切ってきました。

上がりトップなのでポンテンを取りに行きます。
この時切る牌は当然4sです。今回は親の現物ですしマンガン確定なので当然ですが、
これが危険牌で3900だとしても4s切りです。
いや、3900で危険牌切りならラス回避の天鳳的にはそもそもポンテンに取らないですか。

初心者の方は、こういう時に手拍子で役牌のシャボ待ちにしたがる傾向にありますが、
それはリャンメン待ちに比べて確率が悪い話です。
しっかりとした打ち手と卓を囲んでいる場合、染め手のテンパイが入っている時や、他家からリーチが入っている時には生牌の役牌はこぼれてきません。

ここは自分自身でツモらなければ仕方がない状況ですので、
しっかりリャンメンに取ってツモりにいきましょう。
ツモ率を上げることで放銃率と被ツモ率を下げられますので、結果的に期待値が上がりますね。


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麻雀初心者が知っておくべき5つの事。

1.麻雀のルール

麻雀のルールは非常に煩雑です。簡単に教えられるものではありませんし、実際にやりながら覚えていくのが一番の近道でしょう。

ルールについて簡単にまとめてあるサイトがありましたので、そちらのリンクを載せておきます。

フリテン

初心者の方がよくしてしまうミスとして、「フリテン」というルールがあります。
これは簡単に言いますと、「一度切ってしまった牌が絡む待ちではロンできない」というルールです。

例:自分の手牌が 2345666m 222s 発発発 とします。
この場合、待ちは1-4-7-2-5mの5面待ちです。もし自分が既に1m切ってしまっていたとすると、「フリテン」という状況になり、ロンはできず、自分自身でツモるしかあがりはありません。

2.麻雀の用語


実際に麻雀を打つ上で知っておきたい用語がいくつかあります。

麻雀用語一覧

基本的に↑のリンクに載っていますが、その中でも、中級者を目指す上で知っておきたい幾つかの用語について、以下に記述しておきたいと思います。

頭ハネ

ある捨て牌に対して2家から同時にロンが入った場合、放銃した人から見て逆時計回りで近い方に上がるほうが権利があるという事です。近年、頭ハネではなくダブロン(2家のロンをどちらとも成立とする)をそのまま有効にする場合が多くなっています。

生牌(ションパイ)

まだ場に一枚も切りだされていない牌の事です。

例:「終盤の字牌のションパイは危険」など

デバサイ

「出る場所最高」の略です。

例1:トップ目から直撃ロン
例2:オーラスで唯一順位が逆転となる直撃ロン

割れ目(ワレメ)

ドラ表示牌や、カンをした時にツモる嶺上牌がある7x2の山のことを王牌(ワンパイ)と言いますが、その王牌が自分の前にあるプレイヤーを割れ目といいます。割れ目者は、点数の支払いや受け取りがすべて2倍になります。

例1:自分が親・割れ目で、マンガンツモをした場合、通常の4000オールではなく8000オールとなります。
例2:自分が子・割れ目で、子の3900に放銃した場合、7800点の支払いとなります。

3.麻雀の役

麻雀には覚えるべき役がいくつかあります。
出現頻度が多く、特に重要な役としては、
立直(リーチ)、平和(ピンフ)、断么九(タンヤオ)、役牌の4つが挙げられますね。
国士無双や大三元などの役満もいずれは知っておくべきですが、最初は出現頻度が非常に高い上記4つの役について幾度となく反復して覚えておくとよいでしょう。

このサイトは役を覚える上で非常に便利です。ブラウザ上のフラッシュでできる一人プレイ用のゲームですので、人に気を使うことなく役などについて勉強できます。まずはこれで練習しましょう。

4.麻雀の点数計算

麻雀の敷居を最も高くする要素の一つだと思います。
これもやはり簡単には説明できませんので、リンクを貼っておきます。

麻雀の雀龍.com


5.麻雀の無料オンライン対戦ゲーム

初心者の方が麻雀を学ぶために最も大事なのは、反復して実戦をする事です。そこで何度も失敗をし、後からそれについて振り返って学びましょう。上級者の打ち筋を真似することも非常に重要です。

天鳳
私が実際にプレイしているオンライン麻雀です。完成度が非常に高く、ユーザー数も多いです。オンライン麻雀といえば天鳳、というくらいの知名度があります。まずこれをやっておけば間違いありません。

麻雀格闘倶楽部
ゲーセンにあるアレです。日本プロ麻雀連盟が監修しています。中央に鎮座する小島武夫先生が光っています。

ハンゲーム
数多くのゲームを取り揃えるハンゲームの中の麻雀部門です。あまりレベルは高くありませんし、完成度にも疑問がありますので、あまりおすすめできません。

DORA麻雀
リアルマネーで麻雀ができます。場代もフリー雀荘より圧倒的に安いので、今の時代麻雀で食べていこうという人は(もしも本当にいるのならの話ですが)その辺の雀荘に行くよりこれを選んだほうが期待値は高いと思われます。

iphoneやipadのアプリでもオンライン対戦ができるようです。そういう意味でおすすめと言えますね。
公式サイトに、土田浩翔プロによるコラムがありました。状況説明が後出し連発でイマイチよくわからない所がつっちーっぽくて素敵です。




2014年8月15日金曜日

天鳳何切る12 押し引き7

上級卓 東風戦 東4局
21500点持ち 3着目 西家

自分は2フーロで二向聴で、何か振ればラスに転落するオーラスです。
上家も2フーロで最終手出しが7sでテンパイ気配。

2sが対子になり、ターツ選択をする場面なのですが、
ここで上家の捨て牌にヒントがあります。
それは一巡目の9mと二巡目の1sです。

両牌とも、完全孤立から漫然と切られた可能性はもちろんありますが、
例えば、【679m】、【134s】という形からの切り出しを想起させますね。
より不要度の高い一巡目に切られた9mの方は結構怪しいですが、
二巡目の1sの方は、それなりに読みというべきレベルに至っているかもしれません。
一番きっついのは1−4pや2−5pで、次はここかな、と。

根拠としては薄いですが、他にも、自分が3mをポンしているために、
マンズの下が使いにくく、メンツを構成できないのではないかと考えられます。

実戦では2sを止めて打5mとしました。
結果論ですがこの読みは見事的中、ビタ止めでした。


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2014年8月14日木曜日

天鳳何切る11 押し引き6

上級卓 東風戦 東4局
33500点持ち(2着目) 西家

ピンズホンイツのマンガンテンパイを先制で入れましたが、
その後親のマンズホンイツに追いつかれました。

7mは通しましたが、その後ツモらされたのは画像の赤5m。
ドラが3mで最終手出しが2m。
もちろんド本命というわけではありませんが……。

フリー雀荘のトップ取り麻雀なら赤5m強打
天鳳のラス回避麻雀なら北暗刻落とし
という感じでしょうか?

実戦では北暗刻落としを選びました。


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2014年8月13日水曜日

天鳳何切る10 山読み ターツ選択2

上級卓 東風戦 東4局
23000点持ちの2着目、親で迎えたオーラスです。

配牌が悪く、とても上がれるとは思えない状況ですが、
他家は誰も動いていませんので、とりあえず最速で上がりを目指したいところです。
もちろんどこかからリーチがかかった場合、自分の手格好では勝負になりませんが。

さて、今回は山読みについて考えてみます。
上家は3巡目に打6m
下家は5巡目に打8m
ということですので、マンズの上が山にいそうな気配です。
特に上家の打6mはかなり示唆的で、
ドラである3m含みのメンツorターツを持っている可能性が高いですね。
序盤の456切りは、その筋牌(2,3,7,8)の存在を匂わせます。
(例:4切りなら7、3切りなら6、5切りなら 2 or 8)
今回の6m切りなら、5mも山に生きているような感じがしますね。

今回は、上の画像どおり、概ね読みが当たる形になりました。
外れることももちろんありますが、山読みと手牌読みはある程度重要なファクターです。

実戦では、上記の観点から、5m受けがかぶっているマンズが逆に強いと考えました。
とりあえず6sを外していきましたが、やはりそれでもスピード不足。
トップの下家が先制テンパイを入れ、そのまま上がられてしまいました。


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